徒然オーストラリア日記

オーストラリアでの生活 バイリンガル子育てメインで、これまであったことや、思うことを色々書いています・・・。 バイリンガル育児をされている方、これからされる予定の方などと情報を共有できればと思います。。。 オーストラリアに来て、はや10年。今は、子供が4歳になりました。 毎日試行錯誤です・・・。


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つれづれ、オーストラリアで家を買う | その2

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家を買った日はとても長い1日で、夕方5時半に不動産屋さんに行ってから、それまた色々とありました。家の購入決定が決まるまでの過程はこんな感じでした↓。全部終わったのがなんと11時半ごろでした!!

 

値段交渉の参考にしていただけたらと思います。

 

 

(これまでの過程は前のブログに書いてあります。こちらです↓)

 

tsurezureaus.hatenablog.com

 

 

 

希望の価格を提示する 

緊張の購入額提示!

不動産屋さんの話によると、他にもオファーを出している人がいるから、2つの契約書を一緒にオーナーに持っていって、決めてもらうとのことでした。

 

この物件はその日の朝、オークションで売れませんでした。オークションではindicative range priceの真ん中あたりがlast bid(最後の入札額)だったそうです。我々はindicative range price(目安とされていた金額)プラス10K (1K = 1000)でオファーを出しました。数字を書いている途中に、友達から電話が来て、rangeの上限で出したらいいと、連絡が来たのですが、数秒の差で、記入が、先となってしまい、+10kでオファーてしまいました😂

 

この日は、チビのお友達の家に行くことにもしていて、一日中待っていたチビを発散させるために、その家に向かいました。そのお友達もオークションで買ったので、色々アドバイスを聞きながら、電話交渉できたので、少し強気になれて良かったかもしれません。

 

今回の購入方法の種類

今回私達が購入した方法は、どちらかと言うとprivete saleに近いものがあります。オークションでは、オークションの金額をオーナーがOKしたら、その価格で決まりです。でも、今回の場合は、オーナーが買い手を決めるといいますか、売り手次第のところがあります…。オーナーがこの額ではダメだと言ったらダメなんです・・・。こちらの買い手にしたいと言えば、それで終わりです。まあ、結局値段次第で買えるか買えないかが決まってしまいます。

 

不動産屋さんの心境・・・

不動産屋さんは、今日中に連絡すると言ってくれました。不動産屋は売る人と買う人の仲介役です。友達によると、不動産屋さんは、今日中に決める必要があると言うことです。もし売れなかったら、またインスペクションやら何やらと、色々と手間がかかるからです。不動産屋的にはその日に絶対うってしまいたい、という状況なのです・・・。なので、今日連絡がくることを待つことにしました。

 

 

 不動産屋から連絡が入る

最初の電話

不動産屋さんから連絡があったのは8時ごろでした。そして、それから攻防戦が始まりました。残念ながらオーナーが提示した値段では売りたくないということでした。オーナーはrange上限+35k(350万円くらい)上でないと売りたくないとのことでした。

 

ショック・・・

 

最初はショックで、やっぱり買えないか・・・と思っていましたが、うちの人が少し待ってください、と言って、いったん電話を切り、友達に電話しました。友達は、「よくあることだ。」と言い、それなら、5kだけなら上乗せしても良いと言ってみたら良いと。それでダメなら次があるからと。私はこの一連のプロセスがとても大変で、また繰り返すのかと思うと萎えました・・。うちの人は、オーナー提示の額で払えば良いと言ったのですが、私はすでに+10kで出しているので、嫌でした。葛藤・・・。でもとりあえず5k上乗せの提示をしてみることにしました。

 

2回目の電話

かけ直して、値段交渉をしてみました。うちの人も緊張していて、口が滑ったのか、10K上乗せの提示してしまいました!!!怒 5kと言ったのに・・・・。そして、不動産屋さんが、オーナーに聞いてみるとのことでした。電話を待つことに・・・。

 

この時の状況です   - 例えばindicative range price (価格目安)が550-600Kだった場合

600K  +10K (我々最初の提示額)

600K  +20K (上乗せした額)  

600K  +35K (オーナー提示額)

 

もうすでに結構上乗せしていますよね・・・。私は上乗せ額は15Kにして少しずつ上げていきたかったのになぜかこんなにも上がってしまって・・・。

 

この時まだチビのお友達の家にもいたので、電話が次来るまで帰ることもできず・・・。私は結構緊張というか興奮・・・。だって、かなりの額の値段交渉ですから、この精神状態を何回も続けることはできないなと思いました・・・。

 

3−4回目の電話

不動産屋さんが、また電話をしてきて、値段交渉をしてきます。コーヒーを毎日買っていたら、このくらいの金額はすぐに貯まるとか、色々と説得してきます。この時は、もうこれ以上出せないと言いました。そして、オーナーに伝えてみると言いました。そして、待って待って、今度は、上乗せした額とオーナー提示額の間の額を提案してきました。私からしたら、すでに10K上乗せしたんだから、最初の提示額との間の額を提案してくるべきじゃないのかな?と思いましたが、うちの人も疲れてきて、早く終わらせたいようでした。私は1Kの上乗せ提案しました。

そしてまたしばらく電話を待ちました。この時すでに9時半ごろになっていました・・・。

 

 

家の価格が決まる

ようやく最後の電話がかかってきました。不動産屋さんは、オーナーが私達が提案した額のさらに1KでOKをしてくれたという話でした。

 

この時の状況です   - 例えばindicative range price (価格目安)が550-600Kだった場合

600K  +10K (我々最初の提示額)

600K  +20K (上乗せした額)  

600K  +22K 購入額

600K  +35K (オーナー提示額)

 

もう疲れてきてしまって、これで良いです。という感じでした。どうですか?目安価格からずいぶん上になりましたね。。。友達が交渉していてくれたら、おそらく+10Kくらいで済んだと思います。家を買い慣れている友達は、頑張ったね。この家を買えたのは、運命(destiny)だよ。と言ってくれました。そうだ、運命だ。そう言われてなぜか救われました。でも、友達は最後のダメ出しに、+20Kは少し跳ね上がりすぎだよ、とは言われました😂

最初の家を買うのは交渉術が大事だと思いました。。。。うまく交渉できるよう、下調べしておくと良いと思います・・・。

 

 

不動産屋がサインをしにくる

トラウマな思い出

実は、私達、以前、サインまでしたのに、キャンセルされたことがあるんです。この時のことも、また余力があれば書きますが、家を買うときにのトラウマな出来事でした・・・。なので、サインをしても、最後の最後までは、気が抜けないんです。

 

不動産屋さんが来た時間

最後の電話が終わってから、家に帰りました。家に着いたのが、10時半ごろでした。それからすぐにチビを寝かせて、不動産屋さんを待ちました。それでもなかなか来ないので、あんなに電話で交渉したのに来ないなんてことある?とまで思いました。もしかして、値段が気に入らなくて、キャンセルしたのかな?とか、過去のトラウマがあるので、最後の最後まで気が抜けませんでした。

 

最終的に不動産屋さんが来たのは、11時半でした。無事に値段を確認して、サインをして終わりました。クーリングオフの期間が5日です。次の日に、契約書がメールで届いて、不動産弁護士に契約書を確認してもらい、無事に終えたので、晴れて私達はその家を買うことができました。

60日後に家の引き渡しとなっています。

 

 

長い長い1日となりましたが、やっとやっと家を買うことができて、今はすっきりしています。

 

まとまりなくて、すみません・・・。読んでいただき、ありがとうございます。

どなたかの参考になれば、幸いです・・・。