オーストラリアで家購入|最終手続き(settlement)について
こんにちは!
ロックダウン2週目に突入しました・・・!
ロックダウン4回目になります・・・。何回あるんだ、ロックダウン…
しかもビクトリア州だけ4回もです😂
でもそんな中、
ロックダウン前日の5月27日に、はれて家が私達に引き渡されました! 😀
イースター前の3月下旬、家を買う契約をしましたが、その60日後に、settlement(決済)があり、終了後、引き渡しとなりました。鍵をもらったってことですね!
初めての不動産購入って目隠ししながら、進んでいるかのようでした… やっと本当に本当のゴールにたどり着いたので、これから買う人たちの参考になればと思います。
これまでの経緯について書いた記事はこちらです↓
また、かれこれ3年くらい、物件探しを行ってきたので、その経験をもとに、家の種類や選び方についても、まとめてみました。↓
さて、忘れもしないイースター前の3月末、私たちは勢いで家を買いました!契約書にサインをしたのです。それからSettlementの日までの、60日色々手続きがありました。
こんな感じです↓
- Settlement(決済) の日にちを決める
- Conveyancerの選定
- 契約書の確認
- ローンの手続き
- settlement(決済)の手続き
- offset accountにお金をできるだけ入金
- Settlement 当日
Settlement(決済) の日にちを決める
まずは、契約書にサインする際に、settlementの日にちを決めます。
30日から90日くらいが一般的ですが、私達は60日を選びました。
この日までにローンの手続きを終わらせて、オーナーにお金の支払いを全部済ませないといけません。60日あれば、余裕を持ってできると思います!
Conveyancerの選定
Conveyancerは訳すと、不動産弁護士と出てきます。
Conveyancerが、支払いの手続きや、契約書の確認などをしてくれます。Conveyancerの資格を持った人がやってくれるので、ありがたいです。
conveyancerですが、すでに家を買ったお友達などに、オススメの人を紹介してもらうといいです!
特にいなければ、不動産屋さんも紹介してくれますし、普通に、
' Conveyancer Melbourne '
' Conveyancing '
などで、サーチしたらたくさん出てくると思いますから、ネットで探すのもアリかと思います。
私はちょうど、友人が、紹介してくれました。
settlement一連の手続きが大体1000−1500ドルするそうです。
紹介してくれた人は、700ドルぐらいでやってくれました。
お願いする人によって価格が違うのかな?!
あまりわかりませんが、物件探しの合間に色々conveyancerのリサーチもしておくといいかもしれません。
契約書の確認
契約書にサインをしたら、まずはconveyancerに契約書を確認してもらいます。
ちなみに、契約書は専門用語ばっかりで、わかりにくいので、私にはさっぱりでした。
でも、契約書に不備があってはいけないし、不安なので、conveyancerに確認をしてもらえるのは安心ですね😀
確認してもらって、OKなら大丈夫です👍
もし、契約書がOKでなければ、クーリングオフの期間があるので、その間に購入をキャンセルすることもできます。
クーリングオフの期間を確認して、その期間内に契約書を確認してもらいましょう!
ローンの手続き
ローンの仮審査(pre-approoval)は家を探す前に、しておきますが、実際にローンの手続きは家を買う契約をしてからになります。
私達は、銀行に直接行かずに、ローンブローカーという仲介業者に頼んでやってもらったのですが、結局銀行に行くことになりました。
私達のローンブローカーは、あまり親切ではなかったように思います。やはり、専門用語やらが難しいので、丁寧に説明してくれる人がいいかなと思います。
結局、pre-approoval をもらった銀行で、ローンに必要な契約書のサインなどをし、わからないことを色々と質問しました。ここで担当してくれたスタッフさんは、とても丁寧に教えてくれて、ありがたかったです。同じ銀行でも人によって対応が違うと思うので、気の合う人を探すのが一番です!
ローンの書類は、2人の収入をもとに、ローンを組んだので、2人のサインが必要でした。
必要なところに10回ぐらいサインをしたり、IDのコピーを提出したりしました😅。
また、Apartmentでなく、Houseを購入する場合は、家の保険に入るのが義務なので、その手続きもしました。家の保険は毎月だいたい100ドル少しします。その見積もりも色々やってくれました。
ローンの支払いには、ローン用の口座(offset account)が必要で、その口座も作りました。同時にクレジットカードも勧められましたが、とりあえずローンの手続きを終えたかったので、後回しに・・・
でもお得感満載なので、また近いうちに作ってもらおうかなと思っています。
settlement(決済)の手続き
ローンの手続きの後は、支払いの手続きです。こちらは、conveyancerが全てやってくれますが、必要な書類を記入したり、送金が必要なので、余裕を持って始めるに越したことはありません。
決済の日に、全ての金額をオーナーやカウンシル(市役所)に支払います。
例えば(1K=1000ドル)
800K の物件の場合、物件の額の他に、stamp duty (印紙税) 約40Kが必要です。それ以外にも雑費のように色々かかるのですが、それを整理して、必要な支払い金額を、conveyancerが 計算してくれます。
例:
800K(家の価格) - 80K(deposit: 契約の際に支払う)= 720K(残りの支払い必要な額)
720K + 40K(stamp duty)+5K(雑費) = 765K
仮に、借りることのできるローン額が 600K だとすると、
765K - 600K = 165K
165K足りないので、その額をsettlementの日までにoffset accountに入れておき、当日に引き落とされるといった感じです。
そこで、必要なのが、settlementの日までに、どうやって、お金をoffset accountに入れておくかです。
これは、オンラインで送金します。オーストラリアでは送金手数料がかからないので、何回やってもいいのですが、1日の送金限度額が決まっています。そして、限度額も変更はできますが、1日で100Kもの額は送金できないと思いますから、2−3日かけて送金するといいと思います。
うちは3日かけて、2人の口座合わせて4口座から5−6回送金しました。
offset accountにお金をできるだけ入金
私達は、自分たちの口座にあるお金をほとんどoffset の口座に入れました。そうすることで、ローンの利息が一部減るからです。もし、決済が済んで、まだ 残金がまだあるようでしたら、ローンの口座に入れておくと、ローンの利息の面でお得になるのでそうしてみてください!
Settlement 当日
この日は、普段通りの生活でしたが、ちょっとソワソワする1日です。
Settlementの時間は11時半でした。
ソワソワ ソワソワ
チビの日本語教室だったので、みんなで行っていたのですが、Conveyancerが終わったら連絡をくれるとのことでした。
お昼ご飯を食べている間に
Settlement completed
と連絡がありました。
万歳(歓喜)!
無事に家が自分たちのものになりました!
そして、不動産屋に電話をして、家で鍵をもらうことになりました。
が、
不動産屋って、契約が終わったら、用がないかのように、電話対応も雑になり、連絡もくれません・・・・。
3時間以上待って、ようやく今から家に向かうとの連絡がありました。
ロックダウンが始まることはすでに決まっていたので、その前日に無事に家の鍵を手にすることができてよかったです!
と、色々新しいことを学んだ経験でした。
今後は、家を少しリノベーションする予定なので、また報告させてください!まだ、マイホームに到達するのは時間がかかりそうです・・・。
今日もありがとうございました。