日本にルーツがあるオーストラリア代表選手 その2|Erika Yamasaki・Himeka Onoda選手と番外編
こんにちは😊。
連日オリンピックが盛り上がっていて、どの競技を見たらいいものか・・・😅
前回、日本にルーツがあるオーストラリア代表選手について書きましたが、その続きになります😊
Erika Yamasaki選手
ウェイトリフティング オーストラリア代表
Yamasaki選手とウェイイトリフティング
Yamasaki選手については、少し以前にも紹介させていただきました😊。
Yamasaki選手は、お父さまが日本出身で、オーストラリアでも体操の選手だったようです。Yamasaki選手も元々は体操選手でしたが、20年前にウェイトリフティングに転向したそうです。
これまでもオリンピック出場を目指していましたが、怪我などでその夢はかないませんでした。体操選手だったお父さまもオリンピックに出場することが夢で、オリンピックは親子にとっての夢だったそうです!
Yamasaki 選手にとっての東京五輪
Yamasaki選手にとっては、東京五輪は特別なものであるようです!
"Even though I was born and raised here in Australia, I know that Japan will also feel like a second home."
オーストラリアで生まれ育っていても、日本は第二の故郷のようなもの・・・・
Yamasaki選手は、東京五輪でたたかうことは、ホームゲームのようなものだとも言っています。
オーストラリアで生まれ育って、オーストラリア代表選手であっても、
日本は特別な場所
であることがわかります!
Himeka Onoda選手
体操オーストラリア代表
Onoda選手と新体操
Onoda選手は新体操の団体として、出場します。
8月7日
に出場予定なのでチェックしてみてください!
Onoda選手にとっての東京五輪
Onoda選手は、初めてのオリンピック出場を亡きお母さまにささげるそうです。
お母さまは、去年他界され、娘のオリンピック出場を見届けることができませんでした。もし、去年オリンピックがあれば、もしかしたら見ることが出来たかもしれません・・・。
オリンピックに向けて頑張るOnoda選手を常にサポートしてくれたのはお母さまだったようです。残念ながら亡くなってしまいましたが、オリンピックの試合は、沢山の時間をOnoda選手のために費やしてくれたお母さまに感謝するためのものだそうです。
"My whole family is from Japan, which makes these Games even more special."
家族全員日本出身なので、東京でのオリンピックは一層特別なものなのだそうです。
https://au.sports.yahoo.com/gymnast-onoda-honour-mum-tokyo-020740482.html
オーストラリア代表ではありますが、東京で行われるオリンピックに熱い思いがあるのがうかがえます!
番外編:Kayhan Ozcicek-Takagi選手
番外編となりますが、もう1人、オーストラリア代表選手を紹介させてください。
Kayhan Ozcicek-Takagi選手はオーストラリアの柔道選手です。
Takagi選手は、東京五輪には出場しませんでしたが、今回Woolworthsがくれるオーストラリア代表選手スティッカーに入っていました!
チビが自分の部屋にペタペタ貼っているのをみて、あれ?日本人?って思いました。
おそらくスティッカーが作られる時点では、出場予定で、Takagi選手のスティッカーも作られていたんだと思います。
日本にルーツのある選手のスティッカーは当たりくじを引いた気分でした😊。
調べてみると、
Takagi選手は、トルコ人の父親、日本人の母親を持ち、生まれはオーストラリアで、日本で育ったそうです。日本の代表として世界選手権代表に選ばれたこともある実力派の柔道家ですね!
五輪という夢のために、出生国のオーストラリアに帰化し、東京五輪を目指したそうです。
まとめ:複数のルーツを持つ子どもの親として・・・
オーストラリア代表選手とはいえ、日本にルーツがある選手がこんなにもいて、なんだかとても嬉しくなりました!
そして、どの選手も、この東京五輪に色々な思いで出場することを知り、もっと応援したくなりました!
また、どの選手も、日本に対して前向きな気持ちがあることについても興味深く思いました!
以前紹介した成功バイリンガルの中で紹介した「成功バイリンガル になるポイント」として、
「家庭で、2つの文化に対して肯定的な態度を持つ」
というところにつながっているように思いました。
家庭で、しっかりそれぞれの文化(うちの場合は韓国と日本)の前向きな気持ちを促すような態度でいることは、父親にとっても母親にとっても大事だと思います。
それが、複数のルーツを持つ子どもの親として、子どもが肯定的な気持ちで自分のアイデンティティを捉える基盤になるのではないかと思います。
まだまだオリンピックは終わっていません。Yahiro選手とOnoda選手はこれからです!日本にルーツがあるオーストラリア代表選手の活躍もぜひ見届けてくださいね!
今日もありがとうございました!