オリンピックと国籍|日本代表って・・・?
こんにちは。
オリンピック見てます😀!
スマートTVの、7plusというチャンネルで、色々な競技が放送されています。携帯のアプリからでも視聴可能です!
今日は、昨日の日韓戦を見て、日本にルーツがあるオリンピック選手についてまとめてみました。
海外子育て中のママさん、今回オリンピックに出場している日本にルーツがある選手の皆さんは、状況は様々ですが、お子さんと多々共通点があるかとおもいます!
私自身も我が子の国籍やアイデンティティについて少し考えてみるきっかけになりました。
手に汗握る日韓戦!
昨日は、男子柔道の決勝
🇯🇵🇰🇷日韓戦でした!🇰🇷🇯🇵
うちの韓国人: 韓国はまだ金メダル柔道でとってないから、一個くらいいいでしょ!
私:とはいえ、みんな頑張って練習してきたから・・・!
うちの韓国人:(チビに)韓国応援してる?
うちのチビ:うーん (私にこっそり)日本がんばれ〜!
みたいな家庭内日韓戦も行われておりました😊
結局日本が、金メダル良かったです。
最後に一本で勝ったのですが、オーストラリアのアナウンサーが
spectacular finish!!(見事な最後?!)
と称えていました!
ウルフアロン選手おめでとうございます☺️
チョ・グハム選手もお疲れ様でした! 最後に、ウルフ選手を称える姿に感動・・・素敵なスポーツマンシップも見せてくれました😊。
柔道に詳しい元職場の先輩が、チョ選手はよく日本に練習に来ていたとのこと。
練習熱心な、選手ですね。立派な銀メダル、おめでとうございました!!
日本と日本以外の国にルーツのある選手
ところで、ウルフ・アロン選手、名前も見た目も日本以外のバックグラウンドを持っていますよね🙂
調べたところ、お父さんがアメリカ人なんだそうです。
そこで、今回のオリンピックに出場している、
日本と日本以外の国にルーツのある選手
について少し調べてみました。あまりにも、たくさんいたので、全て調べきることができませんでしたが、紹介させてください!
大坂なおみ選手
テニス日本代表。
母が日本人で父はハイチ系アメリカ人。
日本生まれ、ほぼアメリカ育ち。
五十嵐カノア選手 🥈
サーフィン日本代表。
両親が日本人。
ウルフ・アロン選手 🥇
柔道日本代表。
アメリカ人の父、日本人の母。
日本育ち。
八村塁選手
ベナン人の父、日本人の母。
日本育ち。
籾井あき選手
母が日本人とペルー人のハーフ。
ペルー人として育ち、日本人に帰化。
日本育ち。
張本智和選手
卓球日本代表。
両親が中国人。帰化して日本人となる。
日本育ち。
ジェイ・ユタカ・リザーランド選手 🥈
水泳アメリカ代表。
母は日本人で父がニュージーランド人。
日本生まれ、ほぼアメリカ育ち。
関西弁がベラベラなんだそうです!
山崎エリカ選手
ウェイトリフティングオーストラリア代表。
父は日本人。
オーストラリア育ち。
オリンピックでは12位だったそうです!(4位と以前書いてしまい、すみません!)お疲れさまでした!!
サニブラウン・アブテル・ハキーム選手
陸上日本代表。
父はガーナ人で母は日本人。
日本生まれ日本育ち。
ニナー賢治選手
トライアスロン日本代表。
オーストラリア人の父、日本人の母。
オーストラリア育ち。
ネイサン・ヒラヤマ選手
ラグビーカナダ代表。
日系4世。
スカイ・ブラウン選手
スケートボード英国代表。13歳
父が英国人。母は日本人。
日本で生まれ育ち、現在アメリカ在住。
恐るべし13歳・・・
ナイジャ・ヒューストン選手
祖母が日本人(日系3世⁈)
国米櫻選手
空手アメリカ代表。
両親が日本人。
選手の国籍・両親の国籍・生まれ育った場所
選手や両親の国籍や生まれ育った場所のどれをもって日本人と言えますか・・・?
選手の国籍
もちろん選手の国籍が、日本であるなら日本人ですが、複数の国籍を持っていたり、帰化した人についてはどうでしょう?
張本選手は生まれも育ちも日本ですが、9歳の頃に中国人から日本人へと帰化したそうです。
スケートボードのスカイブラウン選手は、日本にすんでいたこともあるそうで、13歳という若さなので、日本と英国どちらの代表にもなれましたが、英国代表にしたそうです。
生まれ育った場所
生まれ育った場所が日本であれば日本人ですか?そうでなければ日本人ではないでしょうか?
五十嵐選手は、両親は日本人で、日本代表ですが、アメリカで生まれ育っています。
大坂なおみ選手は幼少期こそ、日本で生まれ育ちましたが、その後のほとんどをアメリカで過ごしています。
両親の国籍
両親の国籍も大きいでしょうか?
籾井選手は、日本で生まれ育っていましたが、日本人になるのに3年もかかったそうです。
五十嵐選手も国米選手も、バックグラウンドは似ていますが(アメリカ出身・両親が日本人)、代表となった国は違います。
日本代表とは
今回、オリンピック選手のバックグラウンドは、本当に様々でした。
日本人=日本に住んでいる人
ではないし、
海外の選手=日本人ではない
というわけではない、ということがわかったとおもいます。
昔、テレビ番組で、マツコデラックスさんが、大坂なおみさんが全米オープンで優勝した時に、
「もう国でくくるのって、ナンセンスになってくるんじゃないかな」
「世界人として活躍する(時代になってくるのでは)」
と話していたことが、とても印象的でした。
日本人はこうでなければならない、あるべき!っていう概念自体が通用しなくなってきているのではないかとおもいます。
うちのチビも、
日本語はベラベラ話しますが、日本で生まれ育っていません。でも、日本人です。
そして、韓国人でもあります。
ちなみに、オーストラリアに生まれ育っているけれど、オーストラリア人でもありません😅。
そんなチビですが、いつかは自分のアイデンティティ=自分は何者であるのかということに考える日が来るのかなと思うことがあります。
そんな時には、いつだって 「ラッキー」 な気持ちを持ってもらえたらと思っています!(←最近のチビのお気に入りのことば)
昨日の日韓戦、お母さんは日本しか応援できないし、お父さんは韓国しか応援できないけど、僕は両方応援できる!ラッキー!
どっちが、金メダルとっても、嬉しいからラッキー!
ついでにオーストラリアの選手も応援できちゃう。ラッキー!
オージーじゃないけど、オーストラリアに住んでる、ラッキー!
お母さん、韓国語下手だけど😅、僕はスーパーウィング(韓国のアニメ)わかるからラッキー!
みたいな感じに😄
自分自身が何者であるのか・・・。自分自身は自分自身で、日本人というくくりはこれからどんどん変化していくとおもいます。変化はしますが、なくならないようにおもいます。
私はただ
日本人であることや日本にルーツがあることに誇りを持つ。
それだけなんじゃないかと、色んな素晴らしいオリンピック選手を見てそう思いました!
日本にルーツがある選手の皆さん、いつも素晴らしいパフォーマンスをありがとうございます。
まだまだ、オリンピック楽しませてもらいますね😊
今日もありがとうございました!