バイリンガル とは ①
2021年1月11日
ホリデーも終わりに近づき、今日は家族で少しドライブに行きました。3人で、会話しながら、ドライブ。3つの言語がわちゃわちゃ面白かったです。
前回紹介した、「バイリンガル教育の方法」という本から少しバイリンガル についてまとめてみたいと思います。
中島和子先生とは
ちなみに、中島和子先生はカナダにてバイリンガル教育を研究された先生で、バイリンガル教育研究で有名なJim Cummins先生とも沢山共同研究されてきた先生です。
とても面白い研究をされているので、今後少しずつまとめていきたいと思います(続くのかは不安あり・・・)。
バイリンガルの定義
ところで、バイリンガルの定義は何ですか?
バイリンガルと言っても色んな分類の仕方があります。また、分類された定義に合わせて、バイリンガル教育をしていくというのが大事です。
中島先生は主な6つの分類の仕方を紹介しています。そのうちの1つ目を紹介させてください。
1 到達度から見たバイリンガル
バランスバイリンガル:2つの言語が年齢相応のレベルまで発達
ドミナントバイリンガル:1つの言語が年齢相応だが、もう一つはそうでない
ダブルリミテッドバイリンガル:どちらの言語も年齢相応に達していない
なんと、バランスバイリンガル は知的発達への影響がプラスになるんだそうです。どちらも年齢相応に育てられたら、プラスの影響があるんですね!
ドミナントバイリンガルはプラスの影響もマイナスの影響もなく、ダブルリミテッドバイリンガルはマイナスの影響となるそうです。
おそらく、ドミナントバイリンガルは普通に1つのことばである日本語や英語が話せている状況なので、モノリンガルと同等という意味なんだと思います。
バランスバイリンガル を目指せるといいですね!バイリンガル子育てをする際、ダブルリミテッドバイリンガル にならないように気をつけなければいけません。
そのためにも、自分が決めたことばで話しかける必要があると思います。英語も伸びて欲しいと思って、英語と日本語で話しかけると、リミテッドバイリンガル になってしまう可能性があります。そうならないよう、気をつける必要があると思います。
到達度から見たバイリンガル以外の分類について次回は紹介させてください!