1月18日 バイリンガルを育てる葛藤・・・
昨日は、お友達の誕生日パーティー、今日は、近所の友達と公園に行きました。
ここのところ、
土曜日 日本語、
日曜日 韓国語、
本日 英語
毎日遊ぶ際に使うことばは違っています。本人は楽しければ良いという感じで、気にせず遊んでいます。英語は少し日本語なまりがあるように感じます。そんなものなのかな?!ちょっと気になってます。
1月も半ばになりましたが、この夏は暑い日が数えるほどしかありません。今日はいい天気でしたが、それほど暑くなくて、それなのに、みんながビーチに行こう!夏が終わってしまうよと・・・。なるほど、そうかもしれない・・・。普段は面倒くさがりなので、行きませんが、友達に押され、公園から、ビーチに移動しました。着いたら、波を前に興奮する子供達!迫ってくる波と追いかけっこしながら、楽しんでいました。でも、天気はいいけど、風はビュンビュンで、とても寒くて、チビもしばらく遊んでいたら震え始めて、着替えて、砂浜で遊んでました。でも、いつもの友達と楽しかったみたいです。確かに、夏も半分が過ぎた頃です。ビーチにもっと行っておかないと!
今日は寝る前、明日は保育所(チャイルドケア)だよーって言ったら、「もう行かない!」と。最近、日本語や韓国語のお稽古の方がいいみたいです・・・。ことばの問題なのか、何なのか気になります・・・。
気になることたくさん!こんなものですかね・・・
長くなってすみません!色々気になって、このままでいいのかなと思う親の心境について少し
チビの2言語習得についての私(親)の心境
これまで、2つないし3つのことばを習得するのは、少し心が痛い時がありました。特に1−2歳の頃、ことばを覚えたての時に、かわいそうってなってしまっていました・・・。その後は、日本語が上手になってくると、英語や韓国語で言いたいことを言えないもどかしさがあるように見えます。3歳になるちょっと前に、韓国へ行った際、日本語では言えるのに、言いたいことがハルモニ(おばあちゃん)に言えず、たびたびことばが止まっていました・・・。最近では、お友達とケンカしても言い返せない時なんかは、とてもストレス感じた顔をしています・・・。 私の子供時代には全くなかったストレスを感じているのを見て、バイリンガルの道の険しさを感じます。
でもそういう時こそ、あの本にお世話になるんです!笑
中島先生は、そういうときにこそ日本語の勉強を続ける方が、長い目で見れば子どものためになるということなんです。(中島和子先生の「バイリンガル教育の方法」より)
そうか、今だけを見ず、先も見ながら、バイリンガル育児をしていく必要があるのかなと思います。
二言語共有説について少し・・・
以前は「2言語バランス説」を唱える人が多かったようです。
これは、2つのことばは独立していて、一方が上達すると、他方はしぼんでしまうというもの。2つの言語を習得するのは難しい(できない)という説です。
これに反して、「二言語共有説」というのは、2つのことばが関連し合っているというもの。でてくることばは違うけど、深いところではつながっているという考え方です。中島先生はスポーツや音楽の例をあげています。スポーツ選手が、他のスポーツをしていても、素人よりも上手だというものです。確かに、昔、スピードスケートでメダルをとった選手が、オリンピックの自転車競技にも出ていたなあと思うのです。プロ野球選手からプロゴルファーになった人もいますし・・・。
そう考えると、日本語も英語もどちらでも、ことばの力が伸びれば、もう一方のことばも伸びるのではないでしょうか。
この「二言語共有説」を提唱したのが、カミンズ先生なのですが、カミンズ先生はことばの力を「会話面」と「認知学力面」に分けています。そして、この「認知・学力面」において、主に2つのことばが深く関係し合うということなんです。ちょっと専門的になってきたので、次回に続くとします!