バイリンガル とは ②
2021年1月12日
今日は38度の猛暑という予報だったので、友達と室内プールに行きました。公営の室内プールのレベルに驚くなかれ!!滑り台も上の方から滑れるものから、子供用のものまで、色々で、大きな水鉄砲やら、噴水のようなものまで、充実していて、驚きました。しかも8ドルで・・・。さすが、水泳王国の片鱗を見せてくれたように思います。オーストラリアは国民皆水泳!みたいに全員が水泳をやるようです。チビは4歳にしてのデビューは相当の出遅れかと思います。私自身、インドア系なので、あまり海やプールに行ったことがなかったので、チビは初めて目にする、水の滑り台などに、興奮を隠せない模様でした。
昨日のバイリンガルの分類についての続きです!
バイリンガルと言っても定義が難しく、その定義の一つを紹介しました。(バイリンガル教育の方法より)。前回は到達度で分類したバイリンガルでした。
2つ目は、4技能から見たバイリンガルです。
2. 4技能から見たバイリンガル
ことばにおける4技能とは、「聞く」 「話す」 「読む「書く」です。これらの技能の観点における、バイリンガルの分類です。4技能がどのくらいできるかで分類します。
聴解型バイリンガル: 聞くことは2つのことばでできるが、その他は1つのことばだけでできる。日本人のお母さんの言ってることはわかるけど、返すときは英語になるという場合です。
会話型バイリンガル:聞いたり話したりはできるが、読んだり書いたりできない。スラスラと日本語を話すけど、ひらがな・カタカナ・漢字がわからない場合などです。
読み書き型バイリンガル(バイリテラル):4技能が全部できる。
もちろん、聴解型バイリンガルより会話型バイリンガル、会話型バイリンガルよりバイリテラルの方が、語学力としては質が高くなるということです。
また、読み書き能力が、子どもの認知力、学力全体の発達があり、習得に時間がかかるということです。バイリンガルのことばの発達についての研究では、会話面と認知・学力面に分けてバイリンガルの力を考える必要が認識されているようです。
バイリンガルの研究といえば、スピーキングが多かった印象ですが、近年バイリンガルのライティングの分析などもされていて、興味深いです。
どんなバイリンガルを目標にしたらいいの?!
私自身は、チビに日本語は読み書きをある程度まで、できるようになって欲しいと思っています。
ただ、完璧を目指すことは考えておらず、漢字は一定量だけでいいのではないかなと思っています。
実際、私もたまに漢字を書く必要に迫られた時、手が止まってしまうことがあるので、漢字については多くを期待していないというのが率直な意見(?!)です。
一時は書道をやって欲しいなとも思ったりしたこともありますが、男の子で、アクティブな性格なので、あまり押し付けてやらせるのは難しいかなと思ったり・・・。
今後、漢字習得はどうなっていくか、乞うご期待と言ったところです。
ちなみに、今はひらがなとカタカナは読めるので、文字列を見たら、それら以外を漢字と捉えているようです。この先、もう少ししたら、書くことも少しずつ練習して欲しいなと思っているところです・・・。
いわゆる、バイリンガルは会話型バイリンガルの印象が強いようですが、読み書きまである程度できるようになると、2つ目のことばにもプラスの影響があるようです。
どんなバイリンガルを目指したいのか、親が少しぼんやりとでも考えておくのは必要に思っていますので、考えてみることをお勧めします!
まだまだ次回もバイリンガルの定義について紹介させてください!