徒然オーストラリア日記

オーストラリアでの生活 バイリンガル子育てメインで、これまであったことや、思うことを色々書いています・・・。 バイリンガル育児をされている方、これからされる予定の方などと情報を共有できればと思います。。。 オーストラリアに来て、はや10年。今は、子供が4歳になりました。 毎日試行錯誤です・・・。


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1月10日 迫りくる英語

今日はお友達の誕生日パーティーでしたが、とても良い天気で、気持ちよかったです。初めて行くgardensだったのですが、日差しがきついオーストラリアでは日陰のある場所が好きです。ほどほどに日陰があり、緑に囲まれて、友達と楽しく過ごし、私達親はみんなで世間話。楽しい時間でした。

 

お友達の英語

お友達は4歳の誕生日で、ちょうど3歳から6歳くらいのキッズが集まっていました。何人か、韓国のパパさん、ママさんがいたので、少し子供たちの韓国語の状況についても聞いてみました。上手に韓国語も話す子もいれば、週に4日チャイルドケアに行っている子は英語がとても上手になっていました。家でも韓国語よりも英語を話しているそうです。パパとママが同じバックグラウンドの子は、特に問題なくパパとママの言葉を話すのですが、そうでない場合、親同士は英語でコミュニケーションをとるので、「みんなで英語で話せば良いじゃん!」といわれてしまいます。先ほどのお友達もそのように言うようです。うちの場合、まだまだ英語が上手ではないので、言いませんが、時間の問題だとは思います・・・。ちなみに、最近は私達が英語を話しているのに気づいていて、口を挟むこともあります。 時々、私が話していることを聞き取るようにもなってきて、変なことを言えなくなってきました・・・。そういえば、ついこの前、私の 「サンキュー」 の発音についても指摘されました。 「Thank youだよ」と・・・。 だんだん気付かれている・・・私の英語・・・ 私の日本語なまりの英語に気づいている・・・! 今はまだ日本語を話して、日本語がいいと言ってくれますが、そんな時間はもうあとわずかなんだなと少しずつ感じ始めました。

 

チビの初期のことば

チビが話し始めた頃、少し興味があったので、チビの初期のことばの記録をメモしていました。

 

1歳半頃

日本語が少しずつわかっていて、発話しているけど、ぶーとかバーとかまだ、何を言っているかそれほどわからない感じでした。数字は結構興味があって、数字には反応がよく、いくつか読めていた模様・・・。そんなほとんどまだわからない時期に、多分英語で「オッオー」と言っていました。笑 「まー」とか「もー」とかも言っていたのは、moreの意味だったように思います。この時期、チャイルドケアの先生が食事時に「more?」とか聞いていたようです。あとは、「no」とか「ball 」なども言っていたように思います。「mine」もかなり初期から使っていた模様。ちょうどこの時期は仕事の関係で週に3日預けていたので、英語がどんどん増えてきて、少しびっくりした覚えがあります。

 

2歳前後

日本語で2語文が出てきました。記録できないくらい、日本語は上達。英語は単語が増えてきたように思いました。そして韓国語も少し遅れて2語文出てきたりと、2歳をすぎてからはおしゃべりが劇的に上手になってきました。

 

言葉の使い分け

記録としては約1年分ほどありましたが、ちょっと膨大な量であったことに気付きました・・・。もう少しまとめてから報告できたらなあと思います・・・。ことばが出てくるようになってからは、どの言語も少しずつ単語が出始めていて、初期はやはり言語の区別をしていなかったように思います。ただただ、知っている単語を発していた感じです。そこから、おそらく、「あ、この単語は、デイケアの先生には通用しないんだ」って言う気づきになり、3つの言語を使い分けしていったんだと思います。今でも、私と話す時と、お父さんと話す時と、切り替えがとても上手で感心することがあります。子供ってすごい!って思います。でも、私たちも上司や目上の人と話す時は、敬語になりますよね。そういうのと同じだそうです。こちらで、育った日本人のバイリンガルは、敬語や丁寧語を話すのが難しいそうです。日本に住んでいたら、中学生ぐらいから先輩に敬語で話したりするから、その環境の中、私たちは習得してきて、そのような環境がなかったらなかなか習得できないみたいです。私たちは、知らず知らず状況に合わせた言葉遣いができるようになるんですね。敬語であれ、英語であれ、子供たちは習得できるようになっていくんだと思うと、子供ってすごいですね!

 

バイリンガル教育の方法」より、ことばの使い分けについて

私が、愛読している中島和子先生の「バイリンガル教育の方法」においても、

 

”2歳から12、13歳ごろまでのことばの形成期にこの「使い分け」をせざるを得ない状況に置かれると、子どもは必要に迫られて、2言語でも3言語でも、自然に習得していく。”とあります。

 

 

この先、置かれた状況で、遅かれ早かれ英語が得意になってしまい、日本語や韓国語は弱くなっていくのでしょうが、学校に行くまでのあと1年… もう少しチビの日本語と韓国語を楽しみたいと思います!