徒然オーストラリア日記

オーストラリアでの生活 バイリンガル子育てメインで、これまであったことや、思うことを色々書いています・・・。 バイリンガル育児をされている方、これからされる予定の方などと情報を共有できればと思います。。。 オーストラリアに来て、はや10年。今は、子供が4歳になりました。 毎日試行錯誤です・・・。


スポンサードリンク

バイリンガルと読み聞かせ

2021年2月5日 

メルボルンの先輩お母さんから、本の読み聞かせは絶対にしましょうと言われて、生後しばらくしてから始めました。チビは本が大好きです。今は、日本語でも韓国語でも、本を開いて自分で読むこともあります。そして、読んだことがある本を何回も読むのが好きなようです。

読み聞かせは10歳くらいまでしてあげても良い。という話もありました。読み聞かせは、本当に大切だということです。何もこれはバイリンガルに限ったことではないそうです。

 

私の愛読書、バイリンガル教育の方法(中島和子先生)でも「大切な本の読み聞かせ(p26.27)」のページがあります。

 

4−6歳の読み聞かせは毎日!

この時期に、毎日15分ー30分でもしておくといいそうです。いわゆる話し言葉から書き言葉への移行の手助けにもなるそうです。いわゆるバイリンガル を想像するときに、ペラペラ日本語や英語を話すことを想像すると思います。バイリンガルの人たちは、案外読み書きが苦手な人が多いです。でも、読み書きがある程度安定すると日本語の保持に、良い影響を与えるようなので、小さいうちから読み聞かせをしてあげるのはいいことであるように思います。

 

 

家での日本語と学校での英語

最近私の口真似が多くて嫌になりますが、チビにとっては日本語のほとんどを私の日本語から学んでいます。いわゆる、母親が日本語のモデルですよね・・・。

プレッシャー・・・。

しかも、私の日本語が美しくない・・・。だから、口真似を聞いてイラッとします。笑

知らないうちに自分の口癖を使っているチビを見ると、ことば遣いに気をつけなくてはと思うのですが、なかなか難しいです。私自身反省はしています・・・。とにかく、日本にいないので、モデルとなる日本語を話す人が多くありません。ですから、本の読み聞かせは、私の品のない日本語よりも、上質な日本語を吸収できます!「バイリンガル教育の方法」においては、「読み聞かせは、親がことばのモデルになり、また教師としての役割を果たすかけがえのない場を与えてくれる」とあります。自分自身も読みながら、きれいな日本語を学んでいる気持ちにさせてくれます。それが、モデルとなってくれれば嬉しいと思って、読み聞かせを頑張ります。また、読みながら質問したりすることで、教える立場にもなりますから、読み聞かせはやっておいてマイナスはないように思います!

 

学校で使われる英語は・・・

また、学校に通うようになると、英語を話すようになりますが、教室ではどのような英語が使われているのでしょう。「バイリンガル教育の方法」によると、日常会話とは異なることばを使うそうです。抽象的なことばといえばいいのでしょうか。例えば、「愛」や「優しさ」は抽象的なことばと言われます。いわゆる、目で見えないものです。学校ではそういうことばを使う機会が大変多いです。でも、家庭での会話は日常会話がメインですよね。。。。抽象的なことばはそうそう使わないと思います。でも、そういった抽象的なことばを学ぶためにも読み聞かせは効果的だそうです。日本語で少し知っておくだけでも、現地の学校で役に立つかと思います。

 

以上のことから、読み聞かせは積極的に行っていきたいと思っています。おかげさまで、今のところは本が好きですから、この調子で少しずつ色々な本を何回も読んでいきたいと思っています。