徒然オーストラリア日記

オーストラリアでの生活 バイリンガル子育てメインで、これまであったことや、思うことを色々書いています・・・。 バイリンガル育児をされている方、これからされる予定の方などと情報を共有できればと思います。。。 オーストラリアに来て、はや10年。今は、子供が4歳になりました。 毎日試行錯誤です・・・。


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バイリンガルセミナー | @ メルボルン 大学

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2021年1月7日

バイリンガルについてよくわからない方に向けて、こんなセミナーがあります!

気軽に参加できるところが、オーストラリアの多様性を物語っているように思います!

 

 

 

 

どんなバイリンガルセミナー?

 

Raising Children Bilinguallyというセミナーがメルボルン大学で毎年11月ごろに開催されます。

arts.unimelb.edu.au

 

 

テーマは年によって違いますが、

 

  • Practical suggestions for parents(親への実用的な提案)
  • Issues in Raising children bilingually (バイリンガル に育てることにおける問題)

 

など、様々なテーマで話してくれるので、とても参考になります。

 

 

 

参加している人たちについて

 

このセミナーには様々なバックグラウンドを持ったママさんパパさんが参加しているので、日本語・英語のバイリンガル に限られていないというのが、私にとっては刺激的です。

 

これまで、2016,2018, 2019年に参加しましたが(2020はコロナの影響でなし)、毎回色々な学びがあります。

 

2016年はチビが3ヶ月ぐらいの時に1人で参加しました。チビが気になってあまり集中できませんでしたが、同じくらいの赤ちゃんを連れた、ママさんと仲良くなったり、情報を共有したりできました。日本人だけでなく、色々なバックグラウンドの方と話すことができるのは刺激的です。

 

 

バイリンガル子育てのポイント

 

このセミナーの一番大事なキーワードと言ってよい言葉は、

 

frequently-consistently-persistently

 

です(毎年掲げられているキーワード)。

 

”頻繁に、一貫して、根気よく”といったところでしょうか。

 

このキーワードを子育てしながら、頭に入れておくだけで、随分違うと思います。

 

私はこのキーワード頻繁に一貫して、根気よく日本語を話すということを頭に入れて、これから続く長い長いバイリンガル子育てを続けていきたいと思うようになりました。

 

 

ポイント1 Frequently

これは、言わずもがな、頻繁に話しかけて、インプットを増やすというのが大事だということだと思います。

 

 

ポイント2 Consistently

特に幼児期あたりは、一貫性に気をつけたほうがいいと思います。英語と日本語を混ぜて話さないで、英語か日本語のどちらかを話すことを決めてしまった方がいいです。

 

子供は発語を始めた頃は、何を言っているかわかりづらく、混ぜて話していることもあります。

でも、それに合わせて大人も言語を混ぜて使ってしまうと、子供は混乱しますから、一貫して同じ言語で話しかける必要があると思います。

 

one parent-one language という人もいます。セミナーでは、be consistent in your language choice 、自身の言語選択に一貫性を持つことを強調して、話していました。

 

もし、パートナーの母語が日本語でなければ、お子さんが産まれる前にどの言語を使うか考えたり、パートナーとどのことばを使うのか、話し合っておくのも良いのではないかと思います。

 

 

ポイント3 Persistently

根気よくというのは、これから長い育児、根気よく自分のことばで話しかけ続ける必要があります。

これは、これから私が直面していくであろう状況かと思います。

 

おそらく、お子さんが、学校に通うようになり、英語で話しかけてくるようになっても、日本語で粘り強く話しかけるということが大切なのかなあと、自分自身にふりかかるであろう、來る未来を想像しているところです。。。。

 

 

いつ・誰と参加するのがいい?

 

このバイリンガルセミナー、赤ちゃんを妊娠中のママさんや、まだまだ赤ちゃんが小さいママさんは、旦那さんと足を運んでみるといいかと思います!

 

うちは、日本語が話せるようになってきて、まだ韓国語が出てこなかった頃(2歳になった頃)に、相方(チビのお父さん)と一緒にこのセミナーに参加しました(私は2回目)。

 

そのセミナーで how to create an environment in which your child learns the LOTE successufully(外国語をうまく習得させる環境作りの方法)?という項目のところで、

 

attitude points( 親の取り組み姿勢) として、Responsibility(責任), Patience(忍耐), Fun(楽しさ), Appreciation(感謝)という説明の FUN!というのが刺さったみたいで、それ以来、仕事から帰ってきて、疲れていても、ありがたいことに毎日10ー30分ほど韓国語で遊んでくれます。

 

おかげで、お父さんと韓国語で遊ぶのが大好きになり、お父さんと韓国語で遊んでいます。

 

 

バイリンガルに育てる必要はあるの?

 

ちなみにセミナーでは絶バイリンガル に育てなければいけないと言っていません。

 

all up to you!(あなた次第)です。

 

セミナーでも発表者の先生は、そう仰っていました。

一貫して英語を話したって良いんです。

私自身も、皆がバイリンガルに育てるべきっていうことはこれっぽっちも思っていません。

 

私の場合はバイリンガルトリリンガル)に育てたいという理由があったので、バイリンガル子育てを目指したいと思っただけなので・・・・(後述予定・・・)。

 

参加する前に、どうしてバイリンガルに育てたいのか、考えてみるといいかもしれません!

 

いかがでしたか?バイリンガルセミナー、もし興味があれば参加してみてください。今後はZOOMなどで参加可能になるかもしれませんから、また開催されることになったら、お知らせします!

 

以上、バイリンガルセミナーの報告でした!