2021年1月19日
今日は、久しぶりのチャイルドケアでした。昨日寝る前に行きたくないって言っていたものの、出る時は案外すんなりと出てくれました。一応今日から新学年で、一番上のクラスに入園。Red Roomがkinder programを行っているクラスで、色々教えてくれるようです。新年から、保護者も施設内立ち入りOKになり、久しぶりに中を覗いてみました。部屋に入った途端、何人か、友達が声をかけてくれて、少し戸惑いながらも、すんなりみんなの輪の中に入っていってくれました。よかった、よかった。今日からまた週2になるので、色々キャッチアップしてもらえるといいなと思います。
昨日の続きになります・・・(中島和子先生 「バイリンガル教育の方法」より)
バイリンガル育児の際に知っておきたい二言語共有説についてはこちら・・・↓
tsurezureaus.hatenablog.com
2つのことばが助け合うって・・・?
カミンズは2言語相互依存について説明しています。野球選手が、ゴルフが得意であるように、スポーツの基礎があると他のスポーツも上手であると言います。このことはことばにも当てはまると言われていて、他のことばを学ぶとき、1つ目のことばで学んだことが大いに役立つと言います。もちろん、私も英語を学ぶ時は大いに日本語の力を使いました。では、どういう時にその力が働くのか・・・・もう少し具体的に説明しています。
一概に日本語力と言っても、これまた曖昧ですよね。カミンズはことばの力を大きく2つに分けています。ことばの力 ・・・ 「会話面」 「認知・学力面」
会話面
あまり頭を使わなくてもいい、コミュニケーション
マクドナルドで、ハンバーガーを買う など
認知・学力面
頭を使わなければならない言語使用
環境問題についてプレゼンテーションをする など
ことばが使われる場面も重要で、その場面が、電話であるか、対面であるかでも違うそうです。
つまり、
目の前に相手がいて、ジェスチャーを使いながら、トイレの場所を教える のと、
電話のインタビューで政治問題について意見を述べるのと
どちらが難易度が高いでしょうか?
同じ言語使用ですが、使う単語だったり文法だったり違うかと思います。カミンズは、電話のインタビューで政治問題について意見を述べるような、高度の認知力を必要とする言語面では既に持っていることばの力が土台となって、新しいことばの学習に役立つそうなんです。おそらく、チビの環境においては、もし、日本語がある程度高度に発達した場合、その力が土台となって、英語力も発達するということです。そうなると本当にいいなと思います・・・。
また、ヴィゴツキーも似たような主張をしています。
外国語の習得に成功するかどうかは、ある程度母語の成熟度にかかっているとのこと。母語の成熟というのが、捉えにくいところですが、母語を発達させることは大事であるように、私は思います。どう思いますか・・・難しいところですが、私は、逆にチビの日本語力が発達して、どんなマイナスな面があるだろうと考えた時に、プラス面しか思いつかないので、母語である日本語を伸ばしていけたらなあと今の時点では思っています。
ちょっと熱く語ってみました・・・。文字の色とサイズだけって話もありますが。。。
なるべくシンプルに語ろうと思ったのに、できませんでした・・・。すみません!