こんにちは
メルボルンは、第6ロックダウンが始まってから、はや2ヶ月以上・・・・。
新規感染者数は多いままです😱。
経過報告となりますが、ビクトリア州メルボルンでのコロナの状況を報告させてください。
こちらは、数日前のオーストラリアの感染者数になります。
まさかの、1965人・・・😱。
感染者が出てから、今でもずっと、ロックダウンをしているので、ここまで増えるとは思っていませんでした。
前回ロードマップを報告した時は、シドニーの方が多かったのですが・・・。
tsurezureaus.hatenablog.com
そんなシドニーを軽く抜き去って、今は、減少傾向にあるシドニーの3倍以上の人数です・・・・。
色々な原因はあるのでしょうが、ワクチン1回接種の割合が80%を越え、制限が一部解除になったのもありますが、ゼロコロナをやめた時点で、感染力の強いデルタ株の感染が、集団免疫が低いコミュニティに、あっという間に広がっていったという感じが強いように思います。
ちょうど、ゼロコロナの政策で、ワクチン接種率の高いシンガポールが、あっという間に感染者数を増やしたのと似ているように思います。
ここで、ちょっと、メルボルンの先を走っているシンガポールの状況を・・・
www.straitstimes.com
リー・シェンロン首相の説明によると(なんかドラゴンボールのキャラクターみたいな名前😄)
シンガポールはこれまで、ゼロコロナを続けてきました。
しかし、ロックダウンのような状況は、経済的にも教育的にもダメージが大きく、精神的な負担も懸念されるため、コロナと共存するという決断に至ったようです。
メルボルンと重なるところが多々ありますね・・・。
ワクチン接種率80%以上で制限を解除
シンガポールは、8月に2回接種者が80%に達したところで、感染者増を見据えながら、制限を解除したそうです。
新規感染者人数は、解除後に急増しました。
シンガポールは、ゼロコロナを続けてきたことで、多くの市民がコロナの感染を経験していない状況だったため、コミュニティ内の集団免疫が低く、ワクチン接種者においてもある程度の感染リスクがある状況なのだったそうです。
また、デルタ株の感染力の強さもあり、想定よりも急激に増えたそうです。
再び制限へ
当初は、医療従事者は対応できていましたが、感染者が想定外に急増したと同時に、わずかではあったものの重症患者も増えたため、医療従事者は対応するのが難しくなってきたようです。
医療従事者の逼迫を抑え、感染者の急増を鈍化させるべく、制限を再び設けた模様・・・。
9月27日から10月24日まで、制限下にあるということですが、その間に、医療システムを整え、救急医療を必要とする患者にも医療が施せるようにしていくということです。
医療システムが崩壊してしまったら、助かる命も助からなくなりますからね・・・。
また、感染者数の激増は想定外とはいえ、増加を見据えていたことは事実ですから、
メルボルンもロックダウンが終わってからも感染者はなくならない、
まさにウィズコロナですね。
普通の生活へ
首相によると、
シンガポールはコロナによる死者の低い国の一つであるとともに、人口の85%がすでに2回接種という高い接種率です。
そして、
感染者のうちの98%が、無症状または軽い症状とのことです。感染者のうちの、0.2%という低い割合で、
ICUが必要だったり、亡くなる人がいるとのことです。
かなり低い割合に抑え、コロナがもはやほとんどのワクチン接種者にとって脅威ではなくなっていっています。
シンガポールは、今後、普通の生活に戻していく模様・・・。
メルボルンも接種率を除けば、かなり似た状況です。接種率を増やしながら、コロナと共存していくようなので、
シンガポールと同じ道を辿りながらも、段階的に解除していく点は、医療体制の逼迫に備えていることなのかと思いました。
そして、
シンガポールと同様、コロナによって亡くなる人の数が低いまま、普通の生活に戻っていってほしいなと思うところです。
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他州の状況
NSW
オーストラリアでは、
シドニー(NSW)が、一足先に数日前、ロックダウンが解除となりました!
こちらは、9月の初旬の新規感染者の人数・・・。
こちらをピークに、現在は500人を切っています。3分の1以下・・・。
4ヶ月ほどあったロックダウンが終わり、お店が開店しました。
夜中の12時にロックダウン解除となり、早速開店したお店もあったようです😊
ACT
そして、首都キャンベラのある、ACTでも金曜日にロックダウンが解除されることが発表されました。
首相、とても嬉しそう😊。なんか、誇らしげ・・・!
ACTは、かねてからワクチン接種率は高く、現在、1回接種率は97%!!!!
2回接種率も74%だそうです。
シンガポール同様、ロックダウン解除後は感染者数は増えるけど、感染したり重症化する可能性は低くなるとのことを、こちらでも述べていますね。
ACTは、去年からたったの2回のロックダウンしか経験していません。
でも、今回のやや長い(
メルボルンと比べたら短い!!)ロックダウンがようやく終わるようで、おめでたい!
10月12日の
新規感染者人数は1466人
2回接種率は 59.3%
(13日現在60%越え)
1回接種率は 85.8%
数日前の新規感染者人数と比較してみると(↑最初の画像)、ピークアウトしている印象です・・・。
まだまだ油断できませんが・・・。
2回接種率到達予定が、下の表によると、あと10日なので、10月22日。 当初の予定よりも4日ほど早いです😊。
先日1回と2回目の接種の間隔が以前は6週間でしたが、先日3週間となりました。
私は1回目接種後、予約が取りづらい中、なんとか2回目接種の予約ができたのですが、今は予約無しで接種が可能な場所もあるようなので、近々、行ってみようと思っています。
(もし、それができなければ予定通りの10月下旬接種予定・・・)
そんな中、ロードマップにしたがって、少しずつ学校も再開し、色々な形で感染対策をしているそうです。
このまま、ロードマップ通りの制限解除を期待・・・!
ただ、ワクチン接種に関しては、現在働いているエッセンシャルワーカーの人たちに対し、接種義務が課されました。このことは少し物議を醸している模様・・・。
エッセンシャルワーカーの中には、学校の先生もいます。これからどんどん学校が再開されていくので、それに備えているんだと思います。接種できない子どもたちがまだいるので、そこの兼ね合いなのかなとは思いますが・・・。ちょっと難しい問題ですね・・・。
初めての状況なので、政府も見極めが難しそうです💦。
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まとめ
明るい兆し
まだまだ、ロックダウンが続く
メルボルンですが、他州がロックダウン解除をしたり、新規感染者数も少しずつ減ってきていることもあり、少し明るい兆しが見え始めました。
家では、おうち時間、相当ダラダラになってしまって、うまいこと毎日が過ごせませんが、ちょっと明るい兆しが見えてきて、気持ちが楽になりました。(ほーんのちょっとですが・・・😅)
ワクチンへの不安と期待
今回のワクチンは新しいタイプのものだそうで、半信半疑でしたが、
シドニーの新規感染者人数の推移とワクチン接種率を見ると、やっぱりワクチンは効果あるんだなと思うようになりました。
同じく、東京も新規感染者人数が減少しているというニュースも見ました。
やっぱりすごい、人類の叡智の結集でこのワクチンが出来上がったんだ(大袈裟?!😅)!
言い過ぎかもしれませんが、現代医療すごいなという気持ちです😊。
そして、ワクチンを打つことで、人類の進化にちょっと貢献できたような気持ち・・・。
ワクチン接種に関しては、
アメリカで医師として活躍されている、内田舞さんの記事を見て、勇気をもらったりもしました。
2回目は、もっと前向きな気持ちで接種に行けそうです。
そして、制限解除が近づいてきたので、
もう少し・・・
もう少し・・・
と思いながら、あと少し頑張れそうな気がしてきました!
ACTやシドニーのように、早くロックダウンが終わってほしいー!
きっとみんなそう思っているはず!頑張っているはず!
と、思ってあと少し頑張ります😄!
今日もありがとうございました!