徒然オーストラリア日記

オーストラリアでの生活 バイリンガル子育てメインで、これまであったことや、思うことを色々書いています・・・。 バイリンガル育児をされている方、これからされる予定の方などと情報を共有できればと思います。。。 オーストラリアに来て、はや10年。今は、子供が4歳になりました。 毎日試行錯誤です・・・。


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オーストラリアの学校入学年齢はいつ?!

2021年1月22日

---書き溜めていたものを順次アップしていて、日時がずれててすみません---

 

今日は、いつも育児の相談をしている方に会いました。もうお子さんも大きいので、色々と経験をもとにアドバイスをくださって、とてもありがたく思います。コロナで全然会えていなかったので、久々に会って、弾丸トークをしてしまいました・・・。

その方は、お子さんが小さい時はママ友を作らなかったそうです。異国の地で、ママ友も作らず、信念を持って子育て・・・私にはできません。信念がブレブレだからでしょうか・・・・。そんなことができるなんて、超人・・・すごいです・・・師匠です...。色んな子供を見て比較したり、されたりするのが嫌になるからなのだそう・・・ そうかあ・・・ 確かに、赤ちゃんの頃なんて、特に歩いた、喋ったを周りの状況を確認しながら、ストレスになったりしたなあ・・・ 自分の子ができるようになったことだけ見ていればいいのに・・・ などと日々の自分の行いを思い返し、反省しながら、アドバイスをたくさんもらいました。そして、師匠は日本語教育歴もとても長いので、何を相談しても、アドバイスが的確です。こんな師匠が近くにいるなんて、とてもありがたいです。

 

今日のメインの話は、子供の学校生活でした。来年には学校生活が始まるので、私も色々疑問に思うことが出てきました。

 

オーストラリアでは何歳から学校が始まるの?

ビクトリア州は、5歳でプレップがスタートします。そして、6歳から本格的に小学校がスタートします。1年生(Year 1)から6年生までが小学校です。ただ、5歳といえど、ちょっとまだ学校は早すぎるなと思えば、入学を1年遅らせることができます。

 

入学年齢の決め手について

今日、お会いして一発目に相談したのが、子供のプレップ入学年齢。私の周りでは、いわゆる早生まれのお友達はほとんど入学を遅らせています。早生まれの子は遅らせても大丈夫なのですが、チビはそうではないけど、遅らせようと思えば遅らせることも可能です(色々書類が必要になりますが可能だそうです)。ただ、師匠曰く、あと2年も保育園なんてつまらないんじゃないの?!とおっしゃっていました。最近、チャイルドケアにあまり行きたがらないのは、そういう理由もあるのかもしれません・・・。もしかしたら、早く勉強したいのかも?!そう言われてみれば、思い当たることもあるので、なるほどなと思いました。もう少し様子を見て、現場の先生の話を聞きながら、チビがready なのか、そうじゃないのか、見極めていきたいと思います。と、同時に学校探しも始めなくてはいけません。

 

学校選びについて

来年から始まるとすれば、どこの学校に入れたいのかも、よく考えていかなくてはいけません。普通に現地の学校に入れるのか、日本語のバイリンガルの学校に入れるのか、それとも日本人学校に入れるのか・・・。日本人学校とは、いわゆる日本の学校 in melbourneといった感じです。いわゆる駐在のお子さんが多いのですが、メルボルン育ちの子供も入ることができます。ちなみに授業は日本の学習指導要領に合わせたものになります。メルボルンで生まれ育っても、その学校に入れる人もいます。人数も少ないし、いい先生がいるだろうからいいのではないかとアドバイスをされました。3年生ぐらいまで、その学校に通い、その後は現地の学校に入るというパターンです。そうすると、日本語がより保持がされるようです。

 

 

ことばの保持と年齢

一般に8−9歳ごろより前と後に第2言語に接した場合、長期的に見たら、後に習得を始めた方が、ことばの維持をしやすいと言われています。(「バイリンガル教育の方法」より)また、前と後で分けた場合、習得の仕方も異なると言われています。ですから、日本人学校で9歳まで過ごし、母語を確立してから、現地のことばに親しんだ方が、いいのではないかという意見は理にかなっていると言えます。私はそれまで、日本人学校という考えは全くありませんでしたが、これを機に、少し学校についてもリサーチしてみようと思います。

 

親の心構えと役割

そして、今日最も考えさせられたのは、親の役目です。教えていた経験が長いものですから、勉強が遅れないようにと思ったのですが、私の師匠は、親の役目と先生の役目は違うと。親が先生にならなくて良いというお言葉をいただきました。単純だけど深いと言いますか、算数やら数学やら得意だったので、教える気が満々でした。それよりも、親は、学校にいくのが楽しくなるように、やりたいスポーツができるように、サポートしてあげることの方が、大事なのではないかと言われました、ごもっともです。一番忘れてはいけない部分を教えてもらったように思います。